音楽グループ NADESHIKO

2018年10月26日（金）音楽にのせて日本の心を世界に運ぶ音楽グループ”Compagnia musicale di NADESHIKO”の第8回音楽旅行記が、さいたま市文化センターにて開催されました。

第一部では、聞き馴染みのある楽曲や動物をテーマにした楽曲（踊る子猫/ L.アンダーソン、子犬のワルツ/F.ショパン、猫の二重唱/G.ロッシーニ、像の子守歌/C.ドビュッシー、白鳥/C.サン=サーンス）を中心に構成され、プログラムが進んでいくうちに日常から放れ、クラシックの世界へいざなう形で始まり、NADESHIKOの魅力の一つでもある茶目っ気のある振り付けが微笑ましく、そして優雅でもあり、一気にNADESHIKOの世界へ引き込まれました。

第二部では、日本各地で相次いだ災害の、被災者への祈りというテーマで、異なる作曲家のAve Mariaをじっくり聴かせる選曲で、来場者の表情からは、まるで心で手を合わせているような祈りの姿を見て、NADESHIKOと会場が一つになった瞬間を感じました。

また今回の会場である「さいたま市文化センター」は”親子室”が併設されており、お子様と共に舞台を観覧できる特別な空間があるため、今回は特に、小さなお子様やご家族での来場者で溢れ、さまざまな世代の方々が、音楽を楽しんでいらっしゃいました。

子供達にとっては、クラシック音楽が、親しみやすいものと映ったことでしょう。

共演のピアノ、ヴァイオリン、フルート、ファゴットの奏では、個々の美しさはもちろんのこと、NADESHIKOの歌声と合わさって、耳に届くハーモニーが心の浄化とも言える音律で、体が震え、会場が感動の拍手で包まれあっと言う間に閉演。

会場の全員が、もっとずっと聴いていたい気持ちだったに違いありません。

NADESHIKO次回公演は、2019年1月18日(金)19時開演in川口総合文化センター リリア4階音楽ホールにて開催されます。
是非、ご参加ください。
http://www.nadeshiko-music.com